産婦人科医の天神尚子先生によると「産前うつ(妊娠うつ)はそれほど心配ないけれど、産後うつは自覚できないまま悪化することもあるので用心が必要」とのこと。アンケートでは妊娠中の「うつ」を自覚した方が3割、産後の「うつ」を自覚した方は4割という結果でした。
この特集では、専門家のアドバイスと先輩ママの体験談で、産前うつ・産後うつや出産前後に見られる心と体の変化についてまとめています。
胚は、子宮の痛みを深く埋め込むこと
産前うつ(妊娠うつ)はそれほど心配いりません
妊娠中のうつの原因は、ホルモンバランスが変わるという身体的要素に加え、「うまく育ってくれるだろうか」「お産はうまくいくだろうか」といった心理的不安が影響しています。
しかし、これはほとんどの場合妊娠初期で終わり、その後は「赤ちゃんが生まれるのが楽しみ!」という未来への期待のほうが膨らんで、解消されてしまう場合がほとんどであまり心配はいりません。
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産後うつは症状を知ることで悪化予防
マタニティブルー、産後うつはあくまで一過性のものです。本当の病気ではありません。どういうものかを知っておき、対処法を考えておけば、産後数カ月もすれば自然になくなってしまいます。
ただし「あっこれが産後うつだ」というふうに自覚のある方は安心ですが、自分の不安定な精神状態の原因がわからないままパニックになったりすると、重症の場合は本当に「うつ病」になってしまうこともあるので注意が必要です。
「私には関係ない」と思わず、どんな症状なのか、いつ頃なりやすいのか知っておくことが最大の予防策です。
マタニティブルーのよくある自覚症状は「涙」「頭痛」「不眠」そして…
普段(妊娠、出産前)なら気にならない程度のことでも、産後はイライラしたり悲しくなったり、憂鬱になったりします。また、疲労感、不安感、頭痛、イライラ、食欲不振などもあります。母乳育児に関して心配しすぎる(おっぱいが出ない、出ていない気がする)、子どもがかわいく思えなくなる、などがよくある悩みです。
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